「第5回地下空間維持管理セミナー」開催のお知らせ

概要

維持管理小委員会では,地下構造物の維持管理に関して早くから問題意識を持ち,1996 年度から今まで様々な取り組みを行ってきました.そして,それらの成果を,広くアセットマネジメント研究の一助となることを願って,書籍の出版,セミナー開催等により,外部に発信する活動を行ってきました.
今回,その活動の一環として,トンネル維持管理実務に携わる方を対象に,セミナーを開催いたします.セミナー内容は,土木学会により公表された「インフラ健康診断書(道路部門試行版)」の概況(トンネル),トンネルを対象としたマネジメントシステムの検討・導入事例および笹子トンネル事故以降,会計検査に維持管理の実施状況も対象となっている現状を踏まえ,法的視点からみた維持管理など,維持管理における最新のトピックスを予定しております.また,講演後は,講演内容を踏まえた全体討議を予定しております.
会員・非会員を問わず維持管理実務に携わる方々,特に構造物を管理されている自治体の方々のご参加をお待ちしております.

日時

2017年12月20日(水)13:30~17:30

主催

公益社団法人 土木学会 地下空間研究委員会(担当:維持管理小委員会)

場所

岐阜大学 サテライトキャンパス

岐阜県岐阜市吉野町6-31 岐阜スカイウイング37 東棟4階

プログラムおよび講師

13:30~13:45 委員会紹介および趣旨説明
木村定雄(維持管理小委員会 委員長:金沢工業大学)
13:45~14:25 土木学会インフラ健康診断(道路トンネル)の概要
野村 貢(建設技術研究所)
14:25~15:05 中日本高速道路におけるアセットマネジメントの導入事例
森山 守(維持管理小委員会 副委員長:中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋)
15:05~15:15 休憩
15:15~15:55 法的視点による維持管理-トンネル関連の事故事例における法的責任の実態-
松田貞則(日本工営)
15:55~16:45 インフラミュージアムを使用してのインフラ維持管理・更新・マネジメント技術について
六郷恵哲(岐阜大学)
16:45~17:30 全体討議

司会:重田佳幸(維持管理小委員会 幹事:パシフィックコンサルタンツ)

*講演タイトル・講演者につきましては,変更となる場合がございます.予めご了承ください.

参加費

無料

申込方法

土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)の「本部主催行事の参加申込」にてお申込み下さい.

※申込みに関してのお願い

  1. 申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付いたします.
  2. 申込後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,開催日の1 週間前までに研究事業課宛ご連絡ください.

定員

100 名(先着順)

申込締切

2017 年12 月13 日(水)

問合せ先

公益社団法人 土木学会 研究事業課(TEL 03-3355-3559)

担当:杉岡清博(sugioka@jsce.or.jp)

ご案内

  • 詳細は地下空間研究委員会ホームページ(http://www.jsce-ousr.org/)をご覧ください.
  • 本セミナーは土木学会継続教育CPD プログラムとなる予定です(現在申請中).
  • ポスターはこちらです.PDFファイル