「NATMとシールドトンネルの設計と実際」講習会(後援行事)

概要

都市部の自立性の高い地盤ではNATMでもシールド工法でもトンネルが造れるようになりました。しかし,現在,両工法の設計でトンネルに担保させる荷重の評価方法が異なるため,実務の現場で混乱が起きています。このことから,統一的な考え方に基づく設計法の確立が望まれています。この問題について,昨年度,「地盤工学会誌」に連載講座を開き,トンネルに担保させるべき荷重を合理的に評価できる考え方を示しました。本講習会では、都市トンネルの設計に関連したトンネル力学の考え方,両工法の現在の設計法,荷重評価方法,数値解析技術等の現状と課題を紹介しNATMとシールドトンネルの設計の統一的な考え方について連載講座の執筆者が説明します。
本講習会は昨年12月に東京(本部主催)で開催した講習会をリニアーのもう片方の起点となる名古屋(中部支部主催)で開催するものです。前回は約70名の参加があり、非常に好評でした。前回参加出来なかった会員および中部支部を含む他支部会員を対象に、本部開催と同じ内容・講師で行います。

日時

平成28年6月17日(金) 9:30~17:00

場所

中部大学名古屋キャンパス三浦記念会館
名古屋市中区千代田5-14-22

Tel 052-241-3300
JR中央線鶴舞駅名大病院口(北口)下車すぐ (JR名古屋駅から約10分)
地下鉄鶴舞線鶴舞駅下車北へ約100m

会費

  • 会員 13,000円
  • 非会員 16,000円
  • 学生会員 5,000円
  • 後援団体の会員 15,000円

※テキスト代含む

テキスト

「地盤工学会誌」の2014年10月号から2015年3月号に掲載された「講座」を使用します。そのほか,講師が使用する説明資料の縮小・白黒コピーを合わせてお配りいたします。

定員

60名

内容・講師

時間 内容 講師
9:30~9:40
(10min)
挨拶および概説 小西 真治
【東京地下鉄】
9:40~10:15
(35min)
トンネル力学と基礎 小西 真治
【東京地下鉄】
10:25~11:25
(60min)
NATMトンネルの設計 野城 一栄
【鉄道総合技術研究所】
11:35~12:20
(45min)
シールドトンネルの設計 小山 幸則
【立命館大学】
13:20~14:20
(60min)
トンネル設計における作用と地盤変形の考え方 土橋 浩
【首都高速道路】
14:30~15:45
(75min)
トンネルの設計における数値解析の役割 中井 照夫
【地域地盤環境研究所・中部大学】
15:55~17:00
(65min)
NATMとシールドトンネルの設計思想の統一化 木村 宏
【鉄道建設・運輸施設整備支援機構】

講習会申込み方法

参加ご希望の方は,①氏名 ②所属 ③連絡先(参加証送付先・電話・FAX・E-mail)④会員・特別法人会員・非会員の別 を明記し,参加費の振込の控えを添付して,下記までFAXまたはE-mailにてお申し込みください(現金書留でも受付けます)。折り返し参加証と領収書を郵送いたします。

申込・問合先

公益社団法人 地盤工学会中部支部
〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目9番26号ポーラビル8F電話
Tel 052-222-3747
FAX 052-222-3773
E-mail jibanchu@jeans.ocn.ne.jp

参加費振込先

三井住友銀行名古屋支店 普通口座0921947 公益社団法人地盤工学会中部支部

申込締切

平成28年6月10日(金)

その他