「モデル橋梁を使った橋梁保全技術」講習会ご案内

概要

高度成長期に建設された多数のインフラは、現在では高齢化し、道路橋では2020年代半ばにはその半数が建設後50年以上になります。
さらに、高齢化した橋梁の数は、今後急速に増加していくことに加え、将来的な損傷・劣化等を予測・把握し、最も費用対効果の高い維持管理を行うというアセットマネージメントを実施するためにも、既設橋梁の適切な維持管理はますます重要になります。
こうした状況において、橋梁を維持管理し長寿命化を図るために、建設年代に即した橋梁の設計・施工に関する基本的知識を持ち、様々な劣化事象に対して橋梁と直接向かい合いながら、適切に点検・診断・評価を行える人材育成が強く求められております。
そこで、さまざまな劣化・損傷が生じ撤去された橋梁の部材を全国から集めた名古屋大学のモデル橋梁(ニュー・ブリッジ)を用いて、これからの橋梁の維持管理を担う技術者の方々に、橋梁保全技術や劣化状況を学習し、調査点検実習を行っていただくことを目的とした技術講習会を開催します。

日時

平成29年11月8日(水)

場所

名古屋大学講義室及びニュー・ブリッジ

〒464-8603 愛知県名古屋市千種区不老町 名古屋大学構内 工学部3号館北

HP:https://www.n2u-bridge.jp/

聴講料

会員2,500円、非会員3,500円、学生1,000円

定員

30名(希望者多数の場合、抽選といたします)

内容

本講習会は土木学会認定CPD(継続教育)プログラムです。(認定番号:JSCE17-0761,単位2.8)

土木学会以外の建設系CPD協議会加盟の団体所属の方で証明書が必要な場合は、http://www.cpd-ccesa.org/unit_assent.phpよりダウンロードし、必要事項をご記入の上、当日ご持参ください。

司会:土木学会中部支部

時間 内容
13:30~13:35 開会挨拶 土木学会中部支部
13:35~14:35 橋梁保全技術 名古屋大学 中村 光 教授
14:35~14:45 休憩
14:45~15:45 実橋の劣化(モデル橋梁の劣化を学習) 中日本ハイウェイエンジニアリング
15:45~16:25 調査点検実習 中日本ハイウェイエンジニアリング
(10分) 空洞探査(打音点検)
(10分) 渦電流探傷試験
(10分) コンクリート推定圧縮強度試験(テストハンマー)
(10分) 鉄筋探査(電磁波レーダー法)
16:25~16:30 閉会挨拶 土木学会中部支部

 

申込方法

  • 参加希望者は、参加申込書(下記土木学会中部支部ホームページに掲載)に記入の上、土木学会中部支部宛にメールにてお申込み下さい。
  • 申込締め切り後、希望者多数の場合は抽選とし、申し込みの皆様へ結果をメールにてご連絡いたします。
  • 抽選で選ばれた方には振込先をご連絡いたしますので、郵便振替または現金書留にて、11月1日(水)までに参加費をお支払い下さい。
  • 申し込みをされる前や抽選結果が出る前に送金いただくことは、トラブルの原因となりますので、固くお断りいたします。
  • 入金確認後、参加証及び領収書をお送りします。参加証は当日ご持参下さい。なお、参加費お支払い後のキャンセルはお断りしておりますが、代理の方のご参加は可能でございますので、その際は下記の「申込先・問合せ先」までご連絡下さい。

申込先・問合せ先

公益社団法人 土木学会中部支部
〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目9番26号ポーラビル8F
TEL:(052)222-3705
FAX:(052)222-3773
E-mail:jsce758(at)quartz.ocn.ne.jp

※(at)を@に変えてください

申込期限

平成29年10月24日(火)必着

その他

  • 詳細はポスターをご覧ください.PDFファイル