【名古屋会場】トンネル・ライブラリー第34号 講習会「都市における近接トンネル-設計・施工法に関する検討-」開催のお知らせ
トンネル工学委員会技術小委員会では,「都市において構造物に近接したトンネルの設計・施工法に関する検討部会」(部会長 田嶋仁志)を設置し,都市内トンネル施工において主に,シールドトンネル,特殊トンネルの近接施工について,これらの事例を収集,整理,分析することにより,今後の近接施工工事に対して技術的な情報提供,近接協議における有益な情報提供を行うことを目的として,その成果を取りまとめました.
シールド工法については,併設シールド,切開き,切拡げ工事等によるシールド同士の接合など近接離隔が小さい事例が増加しており,特殊トンネルでも,アンダーパス工事において縦断的な有利性から小土被り施工の事例が増加している現状があります.なお,近接した構造物には,既設構造物のみならず,トンネル仮設工事,トンネル切開き工事,トンネル接続工事等同一プロジェクト工事で複数の工種を並行して行う工事の中で先行工事に対する近接工事も含むものとしました.本書はその様な実情に鑑み,近接施工工事について,タイプ別に分類し,近接影響の予測手法,計測手法,低減対策について整理した他,事例を豊富に盛り込んで分かりやすく取りまとめました.
この度,本書の刊行に併せて講習会を開催します.皆様の参加をお待ちしています.
主催
土木学会 トンネル工学委員会,土木学会中部支部
日時
2025年11月17日(月)13:10~17:35
受付時間は13:00~16:00
会場
WINC AICHI(ウインクあいち 愛知県産業労働センター)12階1203会議室
URL:https://www.winc-aichi.jp/access
定員
50 名(先着順)
参加費
会員(個人・法人・中部支部賛助会員)
テキスト希望者:5,000 円
テキスト不要者:1,000円
非会員
テキスト希望者:7,000 円
テキスト不要者:2,000円
※テキストはトンネル・ライブラリー第34号です.参加費にテキスト代を含みます.
CPDについて
本行事は土木学会認定CPDプログラムです.
CPDポイント:4.0 単位(予定)
CPD受講証明書,事前に必要事項を記入した用紙をご持参ください.当日押印いたします.
CPD受講証明書のご持参がない方には,白紙の用紙を配布し,氏名記入後に押印いたします.
プログラム
※予定.発表者等は変更することがあります.
司会:津野究 幹事長(鉄道総研) | ||
13:10~13:15 | 開会挨拶 | 田嶋仁志 部会長(IHIインフラシステム) |
13:15~13:35 | 第I編 総論および目次構成 | |
1章 序論および目次構成 | 田嶋仁志 部会長(IHIインフラシステム) | |
2章 近接影響検討 | 本田諭 副部会長(東日本旅客鉄道) | |
13:35~14:50 | 第II編 シールドトンネル | |
1章 序論 | 中川雅由 主査(鹿島建設) | |
2章 近接施工タイプの分類 | 中川雅由 主査(鹿島建設) 高木勝央(メトロ開発) | |
3章 近接影響の予測手法 | 稲垣祐輔(地域地盤環境研究所) | |
4章 近接影響計測手法 | 高木勝央(メトロ開発) | |
5章 近接影響低減対策 | 井上隆広(安藤・間) | |
7章 まとめ | 中川雅由 主査(鹿島建設) | |
14:50~15:00 | 質疑応答 | |
15:00~15:10 | 休憩 | |
15:10~16:05 | 第Ⅲ編 特殊トンネル | |
1章 序論,2章 近接施工タイプの分類 | 池本宏文 主査(東日本旅客鉄道) | |
3章 近接影響の予測手法,4章 近接影響計測手法 | 中谷紘也(ジェイアール西日本コンサルタンツ) | |
5章 近接影響低減対策 | 田中亮介(JR東日本コンサルタンツ) | |
7章 まとめ | 池本宏文 主査(東日本旅客鉄道) | |
16:05~16:15 | 巻末資料 | 近藤智人 主査(大成建設) |
16:15~16:20 | 休憩 | |
16:20~17:20 | 『企画』近接施工事例の紹介 | |
「首都高速横浜環状北線馬場出入口シールドトンネルにおける近接施工」 | 内海和仁(首都高速道路技術センター) | |
「阪神高速大和川線シールドトンネルにおける近接施工」 | 志村敦(阪神高速) | |
「秋田駅構内千秋山崎こ道橋新設における近接施工」 | 山田宣彦(鉄建建設) | |
「仙台貨物ターミナル駅移転に伴う函渠新設工事における近接施工」 | 中村智哉(植村技研工業) | |
17:20~17:30 | 質疑応答 | |
17:30~17:35 | 閉会挨拶 | 本田諭 副部会長(東日本旅客鉄道) |
申込方法
以下の申し込みフォームからお申し込みください.
注意事項
下記注意事項をご確認いただき,参加区分にご注意の上お申し込みをお願いいたします.
- 申込後,システムから自動で申込受付完了メールが送信されます.
- 事務局で申込内容を確認後,決済メールを送信いたします.手動のため申込から3営業日以内を予定しています.
- 決済メールをご覧いただき,クレジットカードまたはコンビニ決済をお願いいたします.
- 決済が完了するとシステムから決済完了メールが届きます.こちらから領収書のダウンロードが可能です.コンビニ決済は反映に時間がかかる場合がございますので,予めご了承ください.
- 参加券メールを事務局から送信いたします.手動のため決済から3営業日以内を予定しています.コンビニ決済は確認に時間がかかる場合がございますので,予めご了承ください.
- 行事参加費の決済完了後は,キャンセル及び変更等による返金を一切お受けいたしませんのでご注意ください.
申込締切
2025年11月13日(木)17:00
その他留意事項(必ずお読みください)
【当日の受付について】
- テキスト希望でお申込み頂いた方には当日,受付にてテキストをお渡しいたします.
【講習会内容に対する質問について】
- 講習会時間内に 2 回に分けて質疑応答時間を設けています.
- 時間内に質問できなかった方,後日質問したい方は専用フォームより質問内容を送付ください.専用フォームは申込者宛に開催前までに送付予定です.
- 期限は11月25日(火)までとします.ご所属,お名前をお願いします.回答は全参加者宛に共有いたします.質問者の氏名等は公表いたしません.
問合先
(公社)土木学会 研究事業課 トンネル工学委員会担当事務局
Email: momoi”at”jsce.or.jp ※”at”を@に変更してください